第44回 富士吉田梅若薪能

雨の心配をしていましたが、お天気にも恵まれ 無事に終わりました。

今年は、地元の子供さん達による 富士吉田市無形民俗文化財の太々神楽 もありました。

多くの方にご来場いただき ありがとうございました。

富士吉田薪能

胡蝶が舞台上に居る時、まっ白い蝶(蛾かもしれないですが。。。)が、ひらひらと頼光に周りを飛んでいました。

土蜘蛛

開演前には、お客様に能面を、実際に手にとって 視野の狭さを体験していただきました。

今年の富士吉田での薪能は 能 土蜘蛛を上演いたしますが、演出が少し変わり楼雪師が作りました 眷属出之伝 という演出でさせていただきます。本来 土蜘蛛の精は 一人(一匹?)で 独り武者と戦いますが、今回は 眷属 所謂 土蜘蛛の精の従者 子分が二人(二匹?)出てきまして 独り武者達と戦います。ですから 後場の場面の迫力が 派手になります。それでなくとも 土蜘蛛は見応えがありますので今回はよりお楽しみいただけるかと思います。前場に替わりは無く私が主ツレの源頼光を 典薬の頭より薬を運ぶ 胡蝶に娘の 美織 前シテ 怪僧に 父 角当行雄と親子三代でそれぞれ勤めさせていただきます。

御狂言も蚊相撲を人気役者の野村太一郎さんが演じてくださいます。

チラシには書いてありませんが、地域に根付いている伝統芸能の稚児舞と舞囃子小袖曽我を私 角当直隆と 梅若楼雪師の孫の梅若英寿 で 勤めさせていただきます。

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