川崎市定期能 紅葉狩

令和7年12月13日(土)川崎能楽堂にて、川崎市定期能が開催されました。

第一部にて能 井筒 カケリ入 を父の角当行雄が勤め第二部にて能 紅葉狩 鬼揃 を私角当直隆が勤めさせて頂きました。本来シテ以外にツレが5人出るのですが、川崎能楽堂の舞台が少し小さいこともあり、ツレ3人で勤めました。作り物は一畳台に紅葉の付いた山 紅葉の季節ということで引廻は赤。最初にシテとツレ、狂言の5人が舞台に出て酒宴の場面。そこにワキ一行が4人 これが平維茂です。こんなところで女郎達が酒宴?と疑問に思うが 誘われるままに酒宴に入り 美女達の舞とお酒に酔い寝てしまう。

美女達は維茂が寝たのを確認して姿を消す。目を覚ますなよ!と。

すると武内の神が表れ あれは鬼だと伝え 太刀を置いて 維茂を起こす。

辺りの景色が嵐にかわり雷稲妻とそのなかに先程来ていた唐織を担いて鬼の本体が現れる。維茂は武内の神の置いていった太刀で鬼を退治するという話である。調べて面白かったのはこの曲の進行状況がその場では何をしているのか、これは誰なのかが明かされず その少し後にその内容が明かされるという手法になっております。般若面は女性の究極の悲しい顔と私は皆様に説明するのですが、この曲に関しては只の鬼なのでこの角のある面を使ったのか。上の写真にもありますが、少し前に手に入れたこの蛇という面を使用しました。黒頭でこれを着けるとより邪悪に見えるかと。この蛇という面は本来人間ではないので耳が無くなって舌を出しているそうです。でもこの蛇は耳もあるので また特殊かな?と思っております。

photo by  三上文規

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!