清経 KIYOTSUNE

作者  世阿弥

時  寿永二年晩秋(9月)

場所 京都 平清経の邸

引用 平家物語

登場人物

能面装束
前シテ平清経の霊
後シテ
ツレ平清経の妻
子方
ワキ清経の臣下/淡津三郎
ワキヅレ従僧
アイ

あらすじ

清経の臣下淡津三郎が、平家の行く末に絶望し、入水した清経の遺髪を、清経の妻に届けに行く。妻はその遺髪を見るとつらいので、宇佐八幡に返すように伝える。清経の妻がうとうとしていると、夢に清経が現れ、遺髪を返したことを恨んだ。妻は、清経が入水したことを恨んだ。清経は、妻に入水するまでのいきさつを語る。清経は、「南無阿弥陀仏」と唱えて船から落ちた。そして、死後の地獄もこの世と変わりないあわれなものである。清経が、最後心静かに念仏を唱えたので、成仏することができた。ありがたいことである。

error: Content is protected !!